ロシア・ウラジオストク、手軽に一人旅(3日目)〜キタイスキー市場〜

ロシア・ウラジオストク、手軽に一人旅(3日目)〜キタイスキー市場〜

3日目の行程

キタイスキー市場、巨大市場は宝の山なのか?

「ロシア」「地元の市場」の響きからして、レトロでキッチュなかわいい雑貨がたくさん見つかる予感大。大きな期待を持って31番バスへ乗ります。30分ほどバスに揺られ、『キタイスキー市場map )』に到着。

市場の入口で早速、兄さん2人組に捕まる

市場の入口をパシャリ!その瞬間、青いパーカー兄さんと、黒いジャケット兄さん2人組に捕まります。「ヘイ!ピクチャー!カモン」的なことを言いながら話しかけてきます。しまった。何かまずいことをしたかな。青パーカーのペースにならないように、こちらからの提案。

自分 「OK! 2人撮ってあげるよ」と言ってみる。

青パーカー 「NO!NO! そうじゃない。俺が撮ってあげるってこと」

自分 「じゃあ一緒に撮ろうよ」

黒ジャケット 「じゃあ僕が写真撮るよ」

青パーカー 「OK、じゃああんた(黒ジャケット)写真係」

結局この青パーカー兄さんと一緒に記念写真とることに。(携帯は取られたらマズイので)一眼レフを渡し、撮ってもらいました。黒ジャケットさん、結構まじめに撮ってくれました。

青パーカー 「OK!サンキュー!ENJOY!(みたいなこと)」言われ

ガッシリ握手!

なんだ、悪いヤツじゃなさそうだった。やれやれ、初っ端からドキドキしたので、若干テンションが上がり、改めて市場を物色します。

市場を見るのは楽しいが、レトロなロシア雑貨は何処?

キタイスキー市場、思ってた通り雰囲気は雑多で楽しいのですが、レトロなロシアの古い布製品や雑貨などはほとんど無く、安価な中国製の洋服や日用品、洋菓子屋さん、地元の新鮮な野菜や魚介やお肉屋さんのお店などが大半をしめています。広いので、もしかしたら、レトロなロシア製品に出会えるかもしれない。と、わずかな望みを持って歩き回ります。

色鮮やかな彩り野菜、八百屋さんは少しシャイ

ウロウロしていると八百屋ゾーンにやってきました。何とも色鮮やか野菜が、みんなきれいに山積みされています。「きれいに山積みされていますねっ」話しかけてみます。「ピクチャーOK?」と聞くも、恥ずかしそうに「俺なんかやめてくれよ~。向こうの奴にしてくれよ~」別の八百屋さん達から「撮ってもらえよ~」と茶々が入り、「わかったよ~」と、照れながらスタンバイ。しっかり収めさせて頂きました。

お菓子の量り売りには要注意 ? しっかりグラムを考えて

途中、かわいいお菓子が種類豊富の量り売りのお店に出くわします。かわいいので、少しづつ買って配るのもいいかも。そう思い、おばちゃんに、「少しづつ全種類ください。」なぜ、こんなことオーダーをしてしまったのだろうか。おばちゃんの大きな手、少しは5~6個で、どんどん袋が膨らんでいきます。マズイ。。多すぎる。。そう思った時にはもう遅く、はちきれそうな袋満杯のお菓子の詰め合わせが出来上がりました。計ること2kg!(確かグラム20pだったので、400p(800円)くらいだったと思います。)OK、とお菓子を受け取ります。「重っもい!!」。早朝からお菓子の塊と一緒に、今日一日を過ごすことになります。

やっと発見! レトロなロシアの布製品

お菓子の塊を買ってから、足取り重く、一気に体力が消耗される中、一通り見て回るも、似たようなお店ばかりで、もう何処にもレトロな雑貨は見つかりそうもありません。食品はどこもおいしそうなのですが、生物を買って帰るわけにもいかず。諦めかけていたところ、ベットシーツや洋服などを扱うお店で、レトロな布製品を発見。敷いてもかわいいキッチュな柄のふきん、鮮やかなペイズリー模様やクロスステッチ模様のバンダナ、レトロな柄の様々な柄のハンカチ。どれも数十円から数百円。種類は少ないので、ひと通り購入。

キタイスキー市場から、唯一残る路面電車に乗ってみる

ミンニ・ガラドクmap )』と『サハリンスカヤmap )』を結ぶウラジオストク唯一の路面電車、端から端まで載っても約22分。真ん中あたりにキタイスキー市場があるので、そこから乗ることができます。サハリンスカヤ終点まで行き、周りを散歩してから、逆方面行きの電車に乗ります。途中、道端にフリマのようなお店がたくさんあったので、そこで降りてみることに。古い小さなピンズが机一面に。建物、名所、乗り物、オリンピックやレーニンなど、カテゴリー分けされています。迷いに迷い、いくつか購入。

路面電車の乗り方キタイスキー市場の入り口付近に停留所があります。そこで待っていれば6分おきくらいに電車が来るので、止まれば後ろから乗ります。降りる際16pを運転手さんに渡します。(一律16p)『ミンニ・ガラドク駅』から『サハリンスカヤ駅』を約22分で結びます。

ロシア解釈による、
日本の「カワイイ」カルチャーCafe『 TOKYO Kawaii

市場もひと通り見て、欲しいものは入手できたので、街に戻ることに。そこで向かった先は、ロシア流日本のかわいいカフェ『 TOKYO kawaii 』きゃりーぱみゅぱみ風の雰囲気の店内はロシア版原宿cafe。ほぼお客さんは女性で、母と娘の親子だったり、若い女性の二人組、家族連れだったり。娘と一緒に写真をとるスキンヘッドのお父さんがかわいらしかったです。メニューは韓国料理やカリフォルニアロール?など。メニュー名が『大阪』や『お台場』などの地名だったり。お寿司を頼んでる方が多かったです。

TOKYO kawaiimap

営業時間:11:00 – 1:00 決済:カード可 メニュー:韓国・中国・タイ料理風、寿司など(英語、写真付きメニュー)※味を期待するところではない。

観光名所の『鷲の巣展望台』行き方わからず途方に暮れる

行き方は、左の矢印から降りて、道路を渡る

雑貨を集めるという旅の目的は達成し、時間も余ったので観光名所の『鷲の巣展望台』へ行ってみることに。google検索でバスに乗ります。最寄り駅で下車。

あれ? ここからどうやって行くの・・

展望台は道の向こうの高台です。しばらく周辺をウロウロして、それらしい道を探す。かなり分かりづらかったですが、どうやら道をくぐる地下道があり、そこから渡って階段登っていくようです。大回りしていくので、案内も無く、そんなルートだとは想像しづらかったです。実はあんまり期待していなかったのですが、絶景で、来てよかったです。

未来の宇宙船ホテル『カプセルホテル ゾディアック』

洗面台3台(ドライヤー有り)
左がトイレ、右がシャワー室
(外にフックと内側上部に小さな棚)

最後のホテルはカプセルホテル、どうして荷物の多い最終日にカプセルホテルに設定してしまったのか謎ですが、『カプセルホテル ゾディアック( Capsule hotel Zodiak )』にチェックインします。フロントはお洒落なメンズです。チェックインすると、スリッパとカードキーを渡され、ひと通り説明を受けます。カードをかざすと「ピロピロパロピピ!!」と音を立ててロックされます。(この大きな音が、夜カプセルを出る際など、いちいちうるさいので、周りの人に気を使います)設備は十分で清潔、2,000円程度で泊まれるのは、かなり安いと思います。この狭いカプセルの中で、足がつりそうになりながら荷物を整理し、夜の食事へ向かいます。

カプセルホテル ゾディアックCapsule hotel Zodiak

フロント言語:英語・ロシア語 部屋は3タイプ:パジェット(約2,000円台)スモール(3,000円台)ダブル(4〜5,000円台)※今回泊まったのはパジェットで、シングルとの違いは不明ですが、シングルの方が少し広いのかもしれません。主な設備:(専有部)無料Wi-Fi/電源/TV/フェイルタオル1枚/アメニティ無/カプセル外に収納ロッカー(入らないスーツケースは、共有スペースに置く)(共有部)男女別(シャワー室/バスタオル有・洗面台・トイレ:各3個)(その他)24時間対応フロント/カフェ併設

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最終日の夜は、絶対おいしいロシア料理が食べたい

昨日は失敗して食堂で質素な夕飯でしたが、今日こそは、おいしいロシア料理が食べたい。評価も高い『ラフカ・グシ・カラシ』googleで調べた入り口の写真は当てにならず間違えましたが、地図が示す2階が入り口です。

メニュー表には日本語も併記していて分かりやすいです。様々なロシア料理が幅広くあり、どれもおいしそうで迷います。

大きな魚まるごとのお料理があったので、これにしようとメニューも決まり、店員さんを呼んでみます。新人らしき若い女の人がメニューを聞きに来るも、すかさずオーナーっぽいおばちゃんがやってきます。大きなお魚料理をオーダーしてみるも「この魚はもう無い!」ショック、どうしようと迷っていると、おばちゃんがメニュー表を、バサバサバサーっとめくって、「これはどうだ!」っと提案。切り身の魚をベーコンで包んだような料理。自分じゃ選ばないけど、ここは委ねてみようと、それにします。あとはカモ(だったかな)のスープ(350p)とビール(250p)を注文。

しばらくして運ばれてきた料理。

わぁ、すごくきれい!

しかも、食べてみると、とっってもおいしい!! このソースがものすごくおいしいのです。しばらく気づかずお皿の模様だと思っていたくらいきれいなソース、ブルーグレーとピンク色、ブルーがクリームチーズ系のソースで、ピンクがベリー系のソースのようでした。このソースがおいしすぎるのと、ベーコンで巻かれた白身魚、ベーコンに負けないくらいしっかり魚の味がします。ソースはスプーンで最後の最後まで頂きました。(行儀悪い… )

奥の方では友人や家族なのか、途中で子供2人も参加して、みんなでお誕生日パーティーが行われていました。

ラフカ・グシ・カラシmap

営業時間:12:00 – 0:00 ※1Fのテイクアウトは20:30まで、レストランは遊園地沿いの道の途中で2Fに上がる 決済:カード可 メニュー:ロシア料理(日本語併記)

お会計を済ませ、夜の海沿いを歩いてカプセルホテルに戻り、

3日目終了。


今回持参したウラジオストクのガイドブック

地球の歩き方 Plat ウラジオストク
これ一冊でウラジオストクの基本は全て網羅しているので、旅には欠かせません。今回の旅でかなりお世話になりました。機内などでも日本人はこの本を持ってる方が多かったです。
 

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