フリーランスデザイナー歴17年目のマドリトです。フリーランスで仕事を探すなら、できれば高単価案件を狙いたいですよね。それなら「企業と直接契約」を結ぶことを目指しましょう。
なぜかって?
多くのネットにある案件は、中間業者経由で手数料が発生するものばかりで、ギャラが安くなってしまうものばかり。
いろいろ経験しましたが、直接契約は圧倒的にギャラが高い。
自分は現在、企業からの直接契約(直受け案件)受け続けることで、無理なく安定した生活ができています。かつて業務委託で働いたこともあり、その時知った、業務委託から直接契約へする方法をお伝えします。
業務委託から直接契約を目指す。
その理由は、業務委託は求人も多く、入り口として一番現実的だから
勘違いしないでほしいのは、業務委託自体は高単価ではありません。ここから直接契約を目指すのです。
フリーランス仕事探し。業務委託で高単価案件を獲得できる方法

まずは結論
業務委託で社内に入り、企業社員との信頼を築く
- 週、何日かは出社する仕事を選ぶこと
- 社内に潜入して人脈を広げること
- その為に、他様々な部署からも頼られる存在になること
この3点を実践すれば「社内で広く信頼が生まれ、直接契約の高単価案件を獲得できる」
社内で信頼が作れたら「直接契約」を提案しやすくなります。
単価や自由度が全然違うので、これを目指しましょう。
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詳しくお伝えします。
フリーランス初期は、在宅案件は選ばないこと

なるべくなら会社へ行きたくない。フリーランスになる理由は「会社に出社したくない」だと思います。でもフリーランス初期は特に、完全在宅は選ばない方がいいです。
在宅案件を選んではいけない理由
- コネ(企業とのつながり)を作れない
- 案件単体に依存してしまい、企業ベースで仕事がこない(広がりが生まれない)。
- いつまでも安請負のまま

在宅でも、やりとりは直接企業とやりとりするんですよね?
そこで繋がりはつくれないものなんですか?

もちろんそうです。
でも、出社するのと、しないのとでは大きな差があります。
業務委託で出社すると、信頼を築きやすい理由
企業社員からしたら、感覚的には、
出社しない人は「外部の人」
週2~3日でも、出社してくる人は「内部の人」
社員さんからしたら、社員以外は外部の人、というのは知識としては知っています。でも、信頼関係って結構「物理的な距離が大事」だったりします。毎日顔合わせていたり、お昼一緒に食べたり、雑談したり、そういった中で「この人信頼できる」「今の契約以外でも仕事を頼みたい」そういった感情が生まれてくるものです。在宅だと当然、本当に業務のこと以外話すことはありません。
この差は大きいです。
なので、あまりコネを持っていなくて、仕事を受ける先が少ない方は、絶対、業務委託をおすすめします。
業務委託、具体的な社内での立ち位置は?
社員と大きく違うこと
- 電話に出なくていい(ところが多い)
- 雑務など、決められた業務以外一切やらなくていい。
- 関係のない会議に出なくていい
- 研修などもない
そして、
やることやったら帰っていい。
社員だったら、自分の職務以外にも、電話対応や会議など、色々やらないといけないことが発生して中断も多い、幅広く経験できるという面では良いのかもしらないですが、ひたすら集中して作業し続ける状況を作るのが結構難しかったりします。
それに比べて、業務委託は「決められた業務のみ」終わったら帰ってよし。
このシンプルさが魅力。
業務委託の具体的な社内での立ち位置は、まず一つの部署に配属されます。基本的に仕事をするのは、配属された部署のピンポイントの業務内容だけ。大きな企業でも、基本的には配属部署の数人としか関わらなかったりします。
え?コネ、作れなくない?
そうです、普通に在籍して真面目に業務をこなしていても広がりません。
企業の社内で、コネをつくる方法

ここからが一番のポイントですが、ただ決められたことだけやってても、将来直接外注される事は難しい。なぜなら、この状態だど、雇う側としては業務委託の状態で何も問題がないから。
じゃあどうすれば外注されるようになるのか?
それは、他の部署の人にも目に留まる存在になる。
基本的には部署内で完結する業務委託ですが、「困ったらこの人に頼めば何とかなる。」そう思わせる存在になる。時々他部署から、相談事が自分の部署に入ってくることがあります。その際、基本的に「この部署内で一番信頼できる人」に相談がいきます。そして、その相談を解決することで「困ったらこの人、何とかしてくれる人だ。」そう思わせることができます。そうすると徐々に、他部署から相談事をされるようになる。本来、自分は部署内の仕事以外はやる必要が無いので、他部署の仕事は本当はやらなくていいのだけど、サービスで時々手伝ってあげるうちに、他部署から確実に信頼も得ることができる。
そして、社内的な大きな変化のタイミングで、直接依頼のチャンスが来る。
そんな時「別件は業務委託ではなく、直接外注でお願いします」仲良くなると、これが言いやすい。
業務委託で在籍しながら、他部署から外注された先輩の話
自分が実際、業務委託でWEBデザイナーとして勤めていた時の話、自分の部署はWEBサイトの更新業務。自分は専門はグラフィックデザイン、WEBの知識は弱く日々の更新作業だけで精一杯。正直サイトの構造もよく理解してなくて、注意されることも多い。それに対して先輩は、生粋のWEBデザイナー。所属部署から厚い信頼を得ています(仕事外でも上司と何か関わりがあるようだったり)。しかも、この部署だけにとどまらず、他の部署の人とも仲良くしている様子。
そんな中、オンラインショップの部署でサイトリニューアルの話が出ます。オンラインショップは業務外なので、自分は関係ないのですが、なにやら先輩はそちらの仕事にも関わり始めている様子。どうやら今の業務委託とは別にオンラインショップを外注で手伝ってるよう。業務委託で会社に席を置き、他部署とか関わって外注を取る。
これが業務委託から、直受けで外注案件を受け取る確実な方法です。
まとめ
業務委託で社内に入り、企業社員との信頼を築く
- 週、何日かは出社する仕事を選ぶこと
- 社内に潜入して人脈を広げること
- その為に、他様々な部署からも頼られる存在になること
この3点を実践すれば「社内で広く信頼が生まれ、直接契約の高単価案件を獲得できる」
社内で信頼が作れたら「直接契約」を提案しやすくなります。
単価や自由度が全然違うので、これを目指しましょう。
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