独学でグラフィックデザイナーになることは出来ます。でも、かなり大変。手をつけてみたけど結局続かなかった人がほとんど。それこそ無駄でしかありません。独学を始める前に、できるかどうか、軽く見極める方法があります。
独学で最初に行う最も重要なこと。これが出来なければ独学は諦めて、もっと確実なスクールを通うことをおすすめします。
- 独学は、最初は楽だけど、継続が超大変で「不確実」
- スクールは、最初は大変だけど、継続が可能で「確実」
独学でグラフィックデザイナーになれる人と、その方法

独学で最初に行う、最も重要なこと
なるべく具体的に、学習スケジュールを組む
かなり面倒ですよね。でも、これが出来ない場合は独学を諦めた方がいいくらい重要だし、これが出来ないくらいの軽い気持ちなら独学は絶対無理。ダラダラやってても絶対続かないし身に付かない。自分の空いてる時間、たとえば毎週日曜の午前中9時~12時までは学習するなど、ある程度決めて学習しましょう。続けるには習慣化させることが一番なので、なるべく同じタイミングで学習することをおすすめします。
学習スケジュールとは
たとえば、1週間に使える時間が3時間だとして、デザインソフトを5ヶ月でマスターする為には、ページ数から割り出すと、その3時間で何ページ進めなければいけないのか。目標期間と1回の量を「できるだけ具体的に割り出す」これが確実にマスターするための方法。ぼんやりと進めていたら、途中で挫折します。
大変だけど、独学へ熱意があって、スケジュールを組んでみようと思った方は、以下のやるべきことを参考にスケジュールを組んでみてください。具体的にグラフィックデザイナーになる為に何が必要?人によって使える時間が違うと思いますが、例えば1年でマスターする場合、おおむねこのような配分になります。
独学でデザイナーになる為の、やるべきこと
※かっこ内は、1年を目標とした場合の時間配分の目安(半年目標の場合は数字を半分に、2年目標の場合は数字を倍に)
- STEP1デザインソフトの使い方を学ぶ(4ヶ月)イラストレーターとフォトショップは必須。ソフトの使い方を一通り学ぶ。
ドリルで実践的に学ぶ:これからはじめる Illustratorの本・Photoshopの本
辞書的に必要な本:Illustrator しっかり入門:Photoshop しっかり入門 - STEP2デザインのテクニックを学ぶ(2ヶ月)
- STEP3デザインを知る(3ヶ月)
- STEP4デザインの考え方を知り、自分なりの作品集をつくる(3ヶ月)デザインの考え方を学び、自分なりにテーマを設定して、実際いくつか作品を作って、ポートフォリオ(作品集)を作成する。この段階では、好きなデザイナーの書籍を読んだり、デザインの作品集を見たり、自分の興味を広げて、自分はどんなデザイナーになりたいか、様々な影響を受けながら自分のデザイン作品集を作る。
自分が学生時代に作ったポートフォリオがこちら。参考までに。
必要な設備
- Adobe Creative Cloudを申し込む(月額6000円程度)
とりあえず手持ちのPCでソフトだけ申し込む(win/mac両対応)
Adobe Creative Cloud - 本を買う(1冊づつ)
一気に買うのはおすすめしない。1冊づつ買いましょう。終わったら次の本を買うという楽しみが、ちょっとしたモチベーションになる。こういうちょっとしたことが割と大事。 - 余裕があればMacを買う
デザインの勉強はMacじゃなくても出来るので必須ではないが、就職先は基本macなので、できれば慣れておきたい。一番安いモデルであれば全く問題無し。といっても12〜15万くらいはかかります。
MacBookAir か iMac
以上が独学の方法、ほとんどの人は挫折すると思うので、手堅く確実なスクールをおすすめします。
スクールで出会う友達の影響力。絶対独学で得られない重要なこと。

独学難しそう。そう感じた方が多いと思います。独学でマスターできる人はわずか。それ以外の多くの方にはスクールをおすすめします。
独学はあまりに大変なので、それに比べたらカリキュラムも決まってるし、何より教えてくれるっていうのは大きい。決められたレールに乗っていればいいというのは、本当に楽です。独学だと「これで合ってるのかな」そんな迷いがよく出てきます。本だけの情報に全てを委ねるのは、不安がかなり大きい。その点スクールは、不安は無いし、わからないことは先生に聞ける。この差は大きい。
スクールには、独学では手に入れられない重要なものがある
同じデザイナーを目指す友達
同じ目標に向かう友達の存在。近くに頑張ってる友達がいると思うと、モチベーションが全く違います。色んな友達がいると思います。すごい!と褒めてくれる友達、逆に自分がすごい!と思える友達。負けてられない。という気持ちだったり、友達にすごいと言われたい。そんな小さなところからデザインは上手くなっていきます。
独学と比べて、情報量の幅が圧倒的に違う
人からの情報こそ、本当に良い情報であることが多い。たくさんの本が出版されていて、良書もたくさんあります、でも、いい情報に辿り着けるかは別問題。講師や友達は、自分が考えもしない角度で情報を提供してくれます。自分が調べるものはどうしても偏ってしまいがち。いろんな人が居て、交流すれば幅の広い情報を得ることができるのです。
講師の方からは、現場のリアルやマニアックなデザインの知識を教えてくれたり、スクールは実務以外の学びが本当に多いと思います。
おすすめのデザインスクール

デザインスクールで習えることは、どこも大差はありません。基本的に現場で通用するスキルというのは大体きまってますからね。それよりも重視したいのは以下の3点。ここはスクールによって差があります。
スクール選びの3つのポイント
- 講師が現役デザイナーであること
- クラス制であること
- 少人数であること
講師が現役デザイナーであること
今の現場を知らないデザイナーに教わることなんて危険すぎます。時代は常に変わり続けているので、リアルに今の現場でデザインに携わっている講師であることは絶対外せません。
クラス制であること
一生の友達が出来ることもある。それは通ってる時も、卒業後もモチベーションを高めてくれるのは友達だったりします。自分も通っていた学校での友達は、在学中は刺激を受け合い、就職活動ではライバルになるも、卒業後に転職で助けてもらったり。とても長い付き合いになりました。
少人数であること
教師との距離感、友達の作りやすさは少人数の最大のメリット。教師との距離が近いことで、自分のことを分かってもらって、自分の興味がありそうなデザイナーやデザイン活動など、ここでしか得られないたくさんの学びがあります。
魅力的すぎるデザインスクール
東京デザインプレックス研究所 (資料請求)
講師は全員現役デザイナー、少人数のクラス制、手厚い就職サポート。プレックスプログラムシステムという、業界トップクリエイターによる授業も魅力の一つ(柿木原政広氏、伊藤弘氏、古平正義氏、中野豪雄氏など、有名デザイナーが登壇)。独学では就職出来ないような有名企業や、難関デザイン事務所にも十分就職できる可能性があるデザインスクール。
就職にはとても力を入れていて、面接対応や作品集の作り方まで、しっかりサポートしてくれます。独自の就職ルートを持っていることも魅力の一つ。ものすご就職実績がありあます。(グーグル(同)/ヤフー(株)/楽天(株)/(株)たき工房/チームラボ(株)/(株)ドラフト/(株)モリサワ/(株)ソニー・ミュージックエンタテイ ンメント/(株)博報堂/(株)電通/(株)博報堂プロダクツ/(株)電通テック/(株)東急エージェンシー/凸版印刷(株)など)
どの職種が向いてる?カリキュラム選びが迷うなど、個別に相談にのってくれるので、未経験の方でも安心。 また、融通のきく曜日や時間を設定できるので多くの大学生や社会人の方が通っています。 くわしくは資料請求してみましょう。
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