とにかく楽しいがコンセプトの革新的な図鑑。図鑑の常識を覆す新感覚の図鑑。紙面が印象に残ることを目指した図鑑。「動く」とタイトルに入ってるだけあって、DVDのクオリティが非常に高い。
目次
講談社MOVE:革新的!最強に楽しい、動く図鑑

MOVEはどんな図鑑?
- 物事に興味を持つきっかけと、調べるより楽しむことで、心に残す子供向け図鑑
→ 講談社の動く図鑑MOVE:ラインナップ
MOVE:全体のページ構成
背景付きの写真ページの割合がかなり多い。一覧ページも特集のようになっていたり。カタログ的なページは少ない。
MOVEのレイアウトイメージ
- 1:人気生物のクローズアップ
人気の生物はこのように、しっかり特集します

- 2:背景と動物を一体化させた、楽しい一覧ページ
カタログ的ではない、楽しく紹介するというコンセプトがしっかり生きています

- 3:白場がある一覧ページ
背景が白場の一覧ページもあり、バリエーションがあります

- 4:コラムページ
これは昆虫図鑑ですが、特集ページは、子供に興味を持たせたい! という意気込みが伝わってきます

- 1:人気生物のクローズアップ
人気の生物はしっかり特集 - 2:背景と動物を一体化させた、楽しい一覧ページ
カタログ的ではない、楽しく紹介するというコンセプトがしっかり生きています - 3:白場がある一覧ページ
背景が白場の一覧ページもあり、バリエーションがあります - 4:コラムページ
これは昆虫図鑑ですが、コラムページは、子供に興味を持たせたい! という意気込みが伝わってきます
講談社MOVE:特徴
- 掲載数を絞って印象に残る紙面づくり
- カタログ的なページは少ない
- 初版が2011年
MOVEの良いところ
- ダイナミックな写真
写真にはかなりこだわっています。動きと迫力のある写真が多い。 - 人気の生き物にはしっかりフューチャー
特に興味を持ちそうな生き物はクローズアップしてるので、人気生物がしっかり見れる - コラムページが刺激的
MOVEならではの、エンタメ感のある、楽しめるコラムページ - DVDがおまけではない(図鑑と完全に連動)
DVD付きの図鑑は他の出版社も出していますが、MOVEは唯一紙面と連動した質の高い内容
MOVEの悪いところ

- 生き物の本来の形が分からないものが多い
写真の迫力を重視しているため、動きのある写真だったり、上半身だけしか写っていなかったりして、足の形やしっぽの先など、生物本来の形が分からないものが多い - 1ページあたりの掲載点数が少ない
子供は、どれがいいか選んで遊んだりします。選ぶ楽しみが少なかったり、同じなかまの違いを比べることには適さない
講談社MOVE:ラインナップ
正統派図鑑のラインナップに加え、特殊な図鑑が目立ちます。ふしぎに迫った図鑑シリーズや、様々な仕組みだけを集めた図鑑、ラインナップのテーマ選び自体に興味をそそるものが多い。

講談社MOVE:DVDのクオリティ
図鑑にDVDを付けた最初に図鑑だけあって、クオリティと連動性が全然違います。他社は取ってつけた感じがしますが、MOVEは違います。子供が楽しめることをしっかり意識しながら、良質な映像と内容で学ばせようという姿勢。紙面とともに繰り返し見せたくなる質の高いDVD。




- 物事に興味を持つきっかけと、調べるより楽しむことで、心に残す子供向け図鑑
→ 講談社の動く図鑑MOVE:ラインナップ