2日目の行程
2日目は盛りだくさん、ロシア雑貨探し



今日の目的は、ウラジオストク街歩きを兼ねて、素朴なロシアらしい雑貨をたくさん見つけること。
今回の旅で見つけた、ロシアらしいもの
まずは今日泊まるホテル「ヴェルサイユ」に荷物を預けます。体重をかけないと開かないほどの重い扉を開け、眼鏡をかけた若くてきれいな女性のフロントの方に、翻訳ロシア語で「荷物預けたい」と伝えてみます。笑顔で快く対応してくれ、朝からいい気分で1日がはじまります。
「スパシーバ!」とホテルを後に、今日最初の目的地へ。
パクロフスキー教会へ
~ロシア正教会のミサで、マナー違反!~



最初に向かうのは、この街を代表する「パクロフスキー教会」。徒歩でも行けそうですが、坂の上にある為、初めてバスを使ってみることに。行き先は「ポクロフスキー・パルク」。googleルート検索で、バス停とバス番号を調べ。バス停に向かう。早朝の人気の少ない街に、少し寒いくらいの冷たい風が心地よく吹き抜けます。5分ほど歩いた先のバス停に、丁度番号のバスが止まっていたので、運転手さんに行き先をiphoneで見せてみる。「OK。行く行く大丈夫(のような雰囲気)」
安心して3駅ほど先の教会前バス停へ。降りる時は23pほどを運転手さんに渡して「スパシーバ!」目の前がすぐ教会で、入っていいのか分からない雰囲気でしたが、地元の人が入っていくのをみて、入ってみようと。中ではミサが行われていました。※後で知ったのですが、入る時に「十字を描いてお辞儀をする」男性は脱帽、女性は「入り口で借りてスカーフを巻く」というのがマナーということでした。
マナーを知らずにそろりと入っていったので「何だこいつ」と思われたかもしれません。反省。そうとは知らず、ミサ初体験は、圧倒的な空気に包まれ、心が浄化されていく時間は何とも言えない心地よさで、しばらく呆然と立ち尽くしてしまいました。朝からすっかり心が洗われ、気分もスッキリ雑貨探しに切替えます。
かわいいマトリョーシカは、簡単には見つからない

着いたその日から、いたる所で売っているマトリョーシカ。お店で見たりもしましたが、正直、あまりかわいいとは思いません。「マトリョーシカ、あまり欲しくないなぁ。」が第一印象。
1軒目はガイドブックに載っている「ルスカヤゴールニッツァ」へ。全てロシア製で、マトリョーシカも多く、ロシア文化のお土産定番からフェルトや布、刺繍製品などが様々なものが充実しているとのことで、かなり期待して行きました。しかし、店内くまなく見れども(好みの問題かもしれませんが)欲しいものが見当たらない。残念ながら自分の趣味とは合わないようでした。
気を取り直して、事前にリサーチしていた2軒目へ。そこあったマトリョーシカは、今まで見たものとは全く違いました。「これだ!ここでたくさん買おう!」心に決まり。お店のおばちゃんに色々開けてもらったりしながら、悩み悩み・・・・。どれほど悩んだだろうか、ようやく決まったのは、小さいものや中くらいのもの合わせて7点!10,955p(約20,000円分くらい)。お店のおばちゃん、大満足でお腹いっぱいのジャスチャーして頂きました。自分も良いのが見つかり大満足!で店を後にしました。
クオリティの高いマトリョーシカ店店名は不明ですがグムデパート内入って右奥の左手前の小さなお店(右奥の店ではなく、入ってすぐ右の店でもない)。ここ3軒あるので注意。(入って2番目のお店というイメージです)
グムデパートの場所
ロシアの“素朴な文房具”は、
ウラジオストックで入手できるのか

リュックをガチャガチャいわせながら、つぎの文具探しへ本屋へ向かいます。事前にリサーチしていたのですが、そうでもしていなかったら、本屋は絶対に見つかりそうにありません。外観で分かるのは飲食店くらいで、後は何屋なのか全く分かりません。途中「ニコライ2世凱旋門」や「フラム・チャソヴニャ・アンドレヤ・ペルヴォスヴァンノヴォ」、「スパソ=プレオブラジェンスキー・カフェドラリニ・サボール」などに寄り道しながら。
書店を3店舗回りましたが素朴なロシアらしい文房具はあまり無く、人気のなさそうなエリアにひっそりとあるくらいでした。
見て回った本屋(文房具有り)ドム・クニギ
チタイ ゴーラド
ヴラドクニガ(何も買わず)
半分以上が書店スペースな為、文具は多くは見つかりません。3軒回りましたが、どこも似たり寄ったりです。それでも少しはロシアらしい素朴なファイルなどあり、ロシアらしいのかわからないけど、なるべく素朴なステーショナリーなど、少し購入しました。
天気急変!
土砂降りの中、逃げ込んだランチは「Pizzaiolo」。



この日の天気は不安定。朝は晴れていたのですが、みるみる空模様が怪しく。雨が徐々に降り出し、次第に土砂降り。地元ロシア人は、それでも傘もささないことにびっくりしながらも逃げ込むように入ったのがこのレストラン。
ピザ30cm(540p)と、何だかわからないベリー系のジュースを頼み、アイスだと思ったらホットだった、、とガックリし、ピザも思ったより大きく(小さいのにすればで良かった、、)と、色々ミスりながらも、味はどちらもとってもおいしかったです。
Pizaiolo( map )
営業時間:9:00 – 23:00 決済:カード可 メニュー:ピザ・パスタ(英語メニュー写真有り)
ロシア絵本は専門店の「フォルムラルカデェリヤ」

天気も嘘のように回復し、日差しが眩しいほどの晴れ。今度は絵本を探しに行きます。目指した先は、手芸とおもちゃと絵本のお店、小さなトンネルくぐった先にありました。
お店の方に「かわいい絵本はありますか?」翻訳で聞いてみる。出てくる出てくるかわいい絵本。若い女性のお店の方が、色々説明してくれます。こちらも「かわいい~」と言ってみると、にっこり「かわいい」は通じたようで、「かわいい絵本ありますよ」とばかりに、絵本を色々だしてくれる。手芸コーナーを見せてもらったり色々教わりながら、楽しく選んで決めたのは4冊(かわいいけど、本重いし、、)
かわいい絵本はここで決まりフォルムラ ルカデェリヤ(Формула Рукоделия)
ロシアのかわいいお菓子はどこで買う?
次は大きめのスーパーに入ってみる。入り口付近には、種類豊富なロシア定番アリョンカがお出迎え。空港だと高いそうなので、お菓子はスーパーで買うのが正解ですね。その他にもお菓子コーナー。かわいいお菓子、色々ありました。海外スーパーの食品パッケージがかわいいので、一通り写真に収めます。お菓子は最終日に買おう。
海沿いの遊園地へ行ってみる



舗装された海沿いを、ずっと歩けるようになっているのは、少し横浜っぽいと感じながら、見つけたかわいい遊園地。さすがロシア。と、また雲行きが怪しくなってきたので、急いで戻ることに。
ウラジオストク老舗ホテル「ヴェルサイユ」チェックイン






1909年に建てられたウラジオストク最も古い老舗ホテル「ホテル ヴェルサイユ( Versailles Hotel )」。外観も内観も雰囲気ありすぎます。中はとても静か。昨日とは対象的に、自分しか泊まってないんじゃないかと思うくらい、人の気配が全くしません。フロントの方は朝と同じ方です。顔を覚えてもらえたのか、入ってすぐ笑顔で対応くれます。パスポートを渡し、15minで返すとのことで、一旦預けます。しばらくゆっくりしてから、荷物を整理し、一旦外出。
ホテル ヴェルサイユ( Versailles Hotel )
フロント言語:英語・ロシア語 部屋タイプ:スタンダード、スーベニア、デラックススイート ※一番安い部屋に泊まりましたが、それでもクラシックで雰囲気が素敵でした。シングルスタンダードで5,000p(約10,000円)でした。設備状況:基本的なものはひと通り揃っています。アメニティ、薄いスリッパ有/無料Wi-Fiが電話番号認証タイプでやり方不明で使いませんでしたが、フロントの方は親切なので聞けばつなげてくれそうです。/水回りは清潔にしてありますが、古さを感じます。匂いが気になりました。クラシック故に我慢する点かも。(朝食)朝食ビュッフェは、クラシックでとても広く見ごたえのある会場ですが、内容はかなり質素なので期待できません。
ホテルは、いつもここで予約しています。
数秒で希望のホテルを検索!もう閉店?突然電気を消され、
真っ暗なレストランで食事する羽目に!

まだ辺りは明るく、公園や海沿いなどを散歩しつつ、日も落ちてきた為、夕飯を探すことに。どこに入るか迷っているうちに、空模様が怪しく、また土砂降りの予感。急いで以前メモっていたレストランに駆け込むことに。入った瞬間、「あ、しまった、ここはスタローヴァヤ(食堂)だ」夜ゆっくり食べるというより、昼にさくっと食べる為にメモっていたのでした。
入ってしまったものは仕方無い、ビュッフェ形式なので選ぶことに。ショーケースを見て選んでる最中から、次々下げられていきます。え?入れ替え?そんな風に思いながら選ぼうにも、種類も少なくあまり食べたいものがなく、仕方なく、無い中から選びます。お会計を済ませ、席でゆっくり食べ始めます。
しばらく食べていると。。。
パチン。
真っ暗。
???
一瞬、状況がつかめません。
・・・閉店?
のようです。
突然、電気を消されてしまいました。まだ食事もドリンクも途中だったのですが、周りを見回すと、帰る人、真っ暗な中平然と食べている人、一向に帰る気配無く楽しく話を続けている人、どういうメンタルなんだと思いながら、自分はもう少し食べて、切り上げます。後から考えると、種類が少なかったのは閉店間際だったからですね。昼間に訪れるべきところです。
そんなわけで、2日目終了
今回持参したウラジオストクのガイドブック
ホテルは、いつもここで予約しています。
数秒で希望のホテルを検索!