5年算数:整数の性質[公倍数・公約数]の簡単な求め方

5年算数:整数の性質[公倍数・公約数]の簡単な求め方

公倍数・最小公倍数の求め方

公倍数の求め方は、まず数の大きい方(この場合は8)の倍数を出し、次に数の小さい方(この場合は6)の倍数にあてはまる数字があるか、下から順番に探していく。最初にあてはまる数字が「最小公倍数」となる。問題文で「最小公倍数を下から3つ答えなさい」というものがあるので、その場合は、24の倍数、24、48、72が答えとなる。

2桁同士といった大きい数の場合は、倍数を出すのが大変です。その場合は「連除法(れんじょほう)」を使うのが良いでしょう。

約数の求め方

約数の求め方は、まず格子を書く、次に割れる数を求める(この場合は24)上の枠から1、2 …と探していきながら、掛ける相手の数を下の枠に入れる。上の枠の数に、下にある数が出てきたら止める。上と下の数字が同じ場合(9の約数3×3など)は、一方を「/線」などで消しておく。左上からぐるっと回って左下にむかって24の約数は、1、2、3、4、6、8、24が答えとなる。

公約数・最大公約数の求め方

公約数の求め方は、まず数の小さい方(この場合は24)の約数を求める。※約数の求め方は上記。次にその中から、数が大きい方(この場合は30)を割れる数を探す。あてはまる1、2、3、6公約数で、その中で一番大きい公約数が、最大公約数となる。

今回参考にしたのはこの本。お伝えしたような内容がぎっしり入ってます。本当に見やすく分かりやすい、こどもに聞かれた時に、スッと教えられるので重宝してます。
 

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