もうすぐ小学生。5歳6歳からのおすすめ図鑑、幼児図鑑の次の段階へ

もうすぐ小学生。5歳6歳からのおすすめ図鑑、幼児図鑑の次の段階へ

もうすぐ小学生、そろそろお勉強も始まるし、図鑑で調べたいことも出てくるころ。5歳6歳に買うならどんな図鑑がいいんだろう。

図鑑への入り口、安定人気の2冊

具体的にテーマを決めきれないなら、まずはこの2冊。まずは世の中に興味を持つことから。より具体的なテーマの図鑑へ入るきっかけになります。

日常のなぜ?に答える「ふしぎの図鑑」


ふしぎの図鑑(小学館の子ども図鑑 プレNEO)
暮らしの中で感じる素朴な疑問を、幼児や子供にも分かりやすく教えてくれる図鑑。プレNEOシリーズ色々ありますが、この図鑑が圧倒的に大定番です。

「なんで空は青いの?」
「寒いと、どうして白い息が出るの?」
「お店の卵を温めるとひよこが生まれるの?」

ぱっと子供に分かるように答えられますか? 大人も答えに困る、小学生をリサーチして集めた問いを、子供にも分かりやすく答えてくれる図鑑。「生き物」「自然」「体」「食べ物」「生活」の5つのカテゴリ、全70個ほどの問いにQ&A方式で答えます。
 

140万部を突破!「くらべる図鑑」は図鑑ブームの火付け役

くらべる図鑑(小学館図鑑 NEO+プラス)
この頃の子供は、大きいもの、速いものが大好き、もっと大きいものって何? そんな疑問にも一目で分かる。生き物や宇宙、乗物や建物など、身近なものから宇宙の果まで。
[ 第1章 ]生き物たち
[ 第2章 ]宇宙や地球
[ 第3章 ]乗り物や建造物
[ 第4章 ]世界と日本
大きさや速さなどをくらべることで、世界中の生き物や自然の全てのものに興味をもつきっかけになる革新的な図鑑
 

大定番、基本の図鑑は3種のシリーズ

興味を持つものが分かってきたら、次は具体的にテーマを絞った図鑑選定。入門図鑑はあくまできっかけ。もっと知りたい、もっと教えてあげたいなら、重たい図鑑を買ってみるべき。5歳6歳頃には、具体的にどの図鑑が適してるのでしょうか。基本3社の図鑑に分かれます。

「講談社MOVE」は、一番楽しくやさしい図鑑

講談社の動く図鑑 MOVE
図鑑としての一覧性は低いが、楽しく学べる、5歳6歳頃から低学年にかけてはベストな図鑑。ダイナミックな写真で楽しいの反面、切り抜かれた写真が少なく一覧性は低い。しかし掲載点数は他2種と同じくらいなので、図鑑としての役割はしっかり果たします。
 
 
 
はじめてのずかん みぢかないきもの (講談社の動く図鑑MOVE)
シリーズ図鑑が難しい場合は、まずはこの図鑑。小さなこどもが出会う身近な生きもの。どんぐり拾ってきた。ダンゴムシで遊んだ。日常体験と図鑑が完全にリンク。「図鑑に載ってるかな〜」を始めるきっかけになる図鑑。カブトムシ、ダンゴムシ、ゾウ、キリン、ドングリ、はっぱ。こどもが興味をもつもの重点的に抑えていると思います。
 

「学研LIVE」は、バランスのとれた、楽しく詳しい図鑑


学研の図鑑 LIVE
扉ページは大迫力の本当の大きさの動物や、パラパラ見るだけでも十分楽しめる図鑑。しっかり一覧性もあり、情報もそこそこあるので小学生の間は十分通用するでしょう。スマホアプリをかざすと、映像や図鑑によっては3Dで現れるものも。最新技術もしっかり入って、楽しさと情報がつまった図鑑
 

「小学館NEO」は、真面目だけどしっかり深く知れる図鑑


小学館の図鑑 NEO
情報量は多いかわりに5歳6歳には少し硬く、紙面にメリハリも無く、楽しさは弱いですが、その分情報量はしっかり詰まっています。小学校いっぱいくらい使うつもりで、先のことを考えるならこの図鑑
 

独自のテーマ性を持った図鑑・辞典

独自の切り口で、今までの図鑑とは全く違う視点で子供に興味をもたせる楽しい図鑑・辞典が次々にヒットしています。子供たちは本当はこういうものを求めているのかもしれません。

12万人の小学生が選んだ「おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」

 
 
おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
全国の小学生が選ぶ「こどもの本総選挙(ポプラ社主催)」で1位に選ばれた “どんな生き物も、すごいところとダメなところがある。ゴリラは知能が発達したけど、繊細でお腹が弱くなってしまった” そういった「すごいところ」と「弱いところ」を、絶妙なイラストと文章で引き込まれるように表現している新感覚図鑑。小学生向けのようで、5歳6歳の子供が読むには少し難しいかもしれないので、そんなときは大人が読んであげると喜びますよ。
 

いちばん楽しい絶滅の本「わけあって絶滅しました。」

 
 
わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑
絶滅した生き物たちが、自ら絶滅理由を語る!いちばん楽しい絶滅の本。
・やさしすぎたステラーカイギュウ
・隕石が落ちたティラノサウルス
・アゴが重すぎたプラティペロドン
ああ、地球ってせちがらい。こちらの本も見出しくらいは読めそうですが、詳しい説明は大人が読んであげてほしいです。
 

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