
普通に転職サイトから応募で良くない?
転職エージェントって担当者と面接したり面倒だし、自分のペースで探したいんですけど。
そういった方にお伝えします。
転職エージェントを使う理由は
デザイナーは激務。まともな会社に入って人間らしい仕事をする為。
デザイン業界って、制作会社などは残業は当たり前、自分もかつて有名デザイン事務所に居ましたが、帰りが夜中の2時3時、9時半出勤という地獄の日々を送っていました。
ここに転職サイトdodaによる、残業時間が多い職種ランキングがあります。デザイナーなどのクリエイティブ職がずらり。2013年と少し古いデータではありますが、業界全体で激務な職種なんですよね。

激務の会社を避けたければ「転職エージェント」を利用する。

制作会社にもちゃんとしたところもあります。ただ、応募要件だけ見ても、内情はわからない。ここで「転職エージェント」を使う理由があります。
- 転職エージェントは、会社の内情に詳しい
- 離職率の高い会社は、転職エージェントに求人に入っていない。
転職エージェントは、会社の内情に詳しい
極力ミスマッチを避けるために、どういう人物がどういう会社の何の役職に向いているなどを、転職エージェントの担当者はしっかり掴んでいます。募集要件に書いてあること以上に企業にヒヤリングをするなど、企業内部をある程度把握しています。激務や嫌など、自分の要望に沿った会社を探してもらえます。
離職率の高い会社は、転職エージェントに求人に入っていない。
転職エージェントのシステム上、雇う会社側は、1人採用すると転職エージェントに年収の30%程度の報酬を払います。ブラックの離職率の高い会社だと報酬払ってばかりになりますよね。そういう会社は転職エージェントに求人出したりしません。企業としては、なるべく辞めない人物を雇いたいのです。
転職エージェントって何?

ネットで求人検索して出てくるのがだいたい「求人サイト」や「転職サイト」。それに対して、転職エージェントとは、転職について色々サポートをしてくれる無料サービス。担当者がつきます。
担当者付くのって、電話がしつくかったり、うっとうしくない?
はい、登録したらまず電話がかかってきます。もちろん、わずらわしいと思う部分もありますが、メリットも多くあります。例えば、「転職サイト」からの応募では、書類審査で落ちるような企業でも、「転職エージェント」による推薦状や、人事への働きかけなどによって、審査を通過することもあります。(担当者は何とか就職させたいのです)
つまり、ちょっとうっとうしいのですが、
転職での採用が有利になる。
また、「転職サイト」からの応募の場合、自分の能力は自己判断で応募します。これがズレていることが多い。
自己判断の応募は、条件の合わない求人に応募する人は意外と多い。
書類で落ちる「何でだろう?」となりますが、そもそも条件を満たしていないことに気づかず、無駄な応募をしている繰り返していることがあります。それは時間も労力も無駄。そのあたりを客観的に判断してくれるのが「転職エージェント」。
転職エージェント経由だと、条件に合う企業が無ければ、受けることも出来ません。転職する際、社会的に自分がどの位置に居るのかをはっきりする意味でも役に立ちます。
自分の「市場価値を知れる」
自分で仕事を探す際にも、この情報は大きいです。
学歴や職歴は、どのぐらいのレベルを目指せるものか明確になります。
転職エージェントの、メリット・デメリット

転職エージェントにも「良いところ」と「悪いところ」があります。それをまとめてみました。
転職エージェントのメリット
- 推薦状を書いてもらえるので採用に有利になる
※推薦状とは、なぜこの人を薦めるのかという理由。 - 給料交渉・待遇など直接言いづらいことを交渉してもらえる
- 自分に合った企業を探してくれる
- 職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策の指導を行ってもらえる
- 面接のスケジュール調整
- 面倒な入社手続きなどをしてくれる
転職エージェントのデメリット
- 担当者の当たり外れがある
これは運要素が大きいので、気に入らなければ気にせず担当者を変更してもらいましょう。 - 職歴や学歴などで判断され、紹介不可の場合も
転職エージェントによっては、持っている案件が違うので「紹介不可」ということもありえます。とりあえず2つくらい登録してそれぞれ面談してみるのがおすすめ。エージェントによって対応は異なります。どこも紹介出来ないと言われたら・・・
職歴・学歴関係ないエージェントもあります。「ハタラクティブ」「ウズキャリ」「第二新卒エージェントneo」などを使いましょう。 - 急かされる可能性がある
サポート期間が3ヶ月などと決まっているとこもあり、急かされることもある。
急かす理由にも2種類あり
「求職者の為:求人枠が埋まる・企業が急いでいる」
「担当者の為:ノルマ達成」
など様々、気になるようならなぜ急かすのか聞いてみましょう。担当者が気に入らなければ担当者変更を申し出ましょう。
転職エージェント、登録後の流れ
- サイトから登録
- 電話がかかってくる
- 担当者と面談
(求職者がどんな人物で、どんな会社が合っているか、推薦状書く際の判断) - おすすめの案件が紹介される
- 職務経歴書の添削
- 応募
- 面接対策を受ける
- 面接
- 内定・退職・入社サポート
デザイン業界、激務の会社はとても多いです。そういった会社を避ける意味でも、転職エージェントを使うことをおすすめします。
どこも登録は無料ですぐに終わるので、どんな会社を紹介してくれるか、試してみる価値はあると思います。この大手転職エージェント3つくらいに登録しておけば大丈夫です。
デザイナーにおすすめの
転職エージェント
- マイナビエージェント
大手の転職サイト。デザイナー求人数が圧倒的に多いのが特徴。大手の企業内デザイナー(インハウスデザイナー)の求人もここにはあります。非公開案件も多いので登録しておくことをおすすめします。 - 【マスメディアン】
マスメディアンは、宣伝会議、販促会議、ブレーン、広報会議などクリエイティブ関連書籍で有名な「宣伝会議」のグループ会社。質の良い求人が多め。
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