独学でデザイン勉強|初心者〜中級者へ。3stepで学ぶ本選び

独学でデザイン勉強|初心者〜中級者へ。3stepで学ぶ本選び

デザイン
初心者

PhotoshopとIllustratorが使えるようになったけど、
ここから先、初心者から中級デザイナーになるためにはどうすればいいの?

といった疑問にお答えします。

ソフトは使えるようになった初心者デザイナーさん、デザインの勉強の順番をお伝えします。最近ではYouTubeやWEBサイトで教えるところもありますが、ちゃんと学ぶなら「本」がおすすめ。手元に置きながら実践できるし、なにより内容の深みが全然違います。

初心者から中級者へ進むための、全体の流れ

  • STEP1
    最初に学ぶ本

    • デザインの考え方|なるほどデザイン
      「デザイン思考」といわれる、頭で考える部分。表現に落とすまでの考え方を学ぶ本
    • デザインの表現|デザイン入門教室
      デザイン表現全般、手を動かしてアウトプットする具体的な方法を学ぶ本

    最初は「デザインの考え方」と「デザインの表現」を学ぶ

    この2本の柱がデザインの基本になります。デザインする上でどちらも欠かせない知識なので、最初にこの2つを学び、デザインのベースを作ります。この2冊で、おおまかですが一通りデザインについて理解できます。

  • STEP2
    次に学ぶ本(初心者→中級者)

    次は「実践しながら学ぶ

    たくさん作品を作って、どうすれば質が上がるのかを追求する。上達のポイントは、上手い人の真似をしながら、とにかく「数をこなす」こと。この段階になると印刷知識も必須になってきます。この3冊を読みながら、実践練習していきましょう。

  • STEP3
    更にスキを無くす為の本

    • Photoshopテクニック|Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑
      広告関係のデザイナーじゃなければ、それほど多く使わないPhotoshopですが、知ってると知らないとでは大きな差が出る、レタッチや合成技術。
    • 配色の本|3色だけでセンスのいい色
      何か上手くまとまらないのは色のせいかも。良い配色で色数しぼればグッと仕上がりレベルが上がる。また、色にはイメージがあるので、イメージに沿った配色を学ぶ。

STEP 1|デザイナーが最初に勉強する本

デザインの考え方|デザイン思考を楽しく勉強する本

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
デザイナーじゃなくても楽しめる本、デザイナーが何を気にしてデザインしているのか。直感的で分かりやすい図や写真、絵などを使って楽しくデザインを勉強できる本。デザインはテクニックだけじゃないし、見た目を整えることだけでもない。
誰に伝える・何を伝える・なぜ伝える・どう伝える
この目的に沿ったプロセスを一本道でつなげることが大切。初心者は、やみくもに手を動かしてしまいがちだけど、それだといつまでも目的に合ったものが出来上がりません。この本を読んで、頭を整理してからデザインに向き合いましょう。これが出来そうで出来ないんです。
 

デザインの表現|デザイン入門書、重要なことだけ厳選された良書

デザイン入門教室[特別講義]
実践する上で大事なことしか書いてない。見やすく優しい上に、幅広く内容が厳選された本、なかなか無いです。内容の幅が広い本って、内容が薄すぎて足りないか、濃すぎて一番重要な情報が何なのか分からない。この本は丁度よい加減、本当によく使う内容だけが載っています。余計な事が載ってないので、初心者にとって無駄がない。この本に書いてあることは「全部大事」です。実践的で本当に良書です。
 

STEP 2デザイナーが次に勉強する本(初心者と差をつける)

ちょっとデザイン作れるようになった頃は、まだまだ下手。プロとは圧倒的な差があります。その差を縮めるための大事なポイントをおさえる2冊。

レイアウトデザインの全てを知る

レイアウト・デザインの教科書
レイアウトのノウハウがギュッと詰まった一冊。実際デザイナーって、レイアウト作る時、何を考えて、どうやって作ってるの?何がOKで何がNGなの?そんな初心者の分からないことへの答えが書いてあります。タイトル配置のこと、具体的に組み方、バランスのこと、コントラストのこと、デザインバリエーションを出してデザインを詰めていくことなどなど、実際のデザイナーが考えることが丁寧に書いてあります。自分も初心者の頃、教わる人が居なかったので、こういった本で勉強しました。
 

初心者がやってしまいがちな、デザインを直す本

けっきょく、よはく。
初心者がやってしまいがちなデザイン「NG」と、上手い人のデザイン「OK」の差がすごく分かりやすい。この「NGのデザインがリアル」なので、初心者にはすごく参考になると思います。
自分のデザインがなぜイマイチなのか、なんかいい感じじゃない。
それを解決してくれる本です。実践に特化しているので、今すぐ使えるのが良いところ。シンプルでオシャレなレイアウトに特化した本です。
 

印刷の本

入稿データのつくりかた
入稿って不安。。失敗は許されない、印刷前の最終段階。絶対間違えないデータを作るならこの一冊。画面上できれいに見えても、仕組みを理解していないでデータを作ってると、思わぬ仕上がりになってしまうことがあるんです。オーバープリントって知ってますか?この言葉を知らないようなら危ないです。最低限の印刷知識から、印刷の仕組み、特色データの作り方まで、入稿、印刷に関することがしっかり書かれているので、持っていると安心です。
 

STEP 3|デザインのスキを無くす為の本

すぐに必要じゃないけど、プロとしてデザインする上では必要な技術。この2冊は身につけるとデザイナーとして厚みが出せます。

Photoshopテクニック

Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑
レタッチとは、暗い写真を明るくしたり、鮮やかにしたりするなど、写真をより良い色味や明るさに調整すること。デザイナーには必須技術で、プロとアマの差がはっきり出ます。この本はそんな重要なレタッチ方法を抑えつつ、更に写真合成方法も掲載、デザイナーに求められる合成技術はこの程度出来れば上出来。100テクニックが掲載されています。更に合成技術をつけたければ「Photoshop & Illustratorデザインテクニック大全」もおすすめ。
 

配色

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色
色数を絞ることは上級者への近道。あれも目立たせたい、これも目立たせたい、初心者は色数がどんどん増えていってしまいがち。かつて自分もデザインがまとまらない時、色数が多すぎたという原因が。この本は色数絞ってまとめることに特化。3色に絞ることでオシャレなデザインになりやすいことを教えてくれう本でもあります。サンプルも多くシンプルで見やすいので初心者が中級者を目指すにはちょうと良い本だと思います。配色の本ってたくさんあるけど、レイアウトする時に実践で使いやすい本があんまり無いんですよね。この本はそんな数少ない実践的な配色本。
 

是非、実践してみましょう。

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