5年算数:整数の性質[最小公倍数・最大公約数]連除法を使う

5年算数:整数の性質[最小公倍数・最大公約数]連除法を使う

最小公倍数最大公約数を「連除法(れんじょほう)」で確実に求める

大きい数の、最小公倍数・最大公約数を確実に求める方法って無いのかな

最小公倍数、最大公約数を「連除法(れんじょほう)」という方法で確実に求める方法があります。

まずは、2つの数を求める場合。
(ちなみに数が小さければ、通常の方法で公倍数、公約数を求めていったほうが早いです)

公倍数の求め方は、まず2つの数を、割り算の逆みたいに書く。そして、両方の数を割り切れる数(この場合は2)を出し、割られた数(この場合は6と14)を下に書く。この6と14両方を割り切れる数があれば、同じことを繰り返す。両方が割り切れなく無ければここで止める。これをもとに、最小公倍数、最大公約数を求めます。
【最小公倍数を求める】L字型に縦と横を掛ける
【最大公約数を求める】I型に左を縦に掛ける

連除法、3つの数の場合の求め方

3つの数の場合、最小公倍数のみ一部求め方が異なります。最小公倍数の場合は、3つの数が全て割り切れるまでなので基本的には同じです。

3つの数の場合も、まず割り算の逆のようにし、並べるところまでは同じ。違うところは、3つ全て割り切れなくても、2つでも割り切れれば割る割れない1つの数はそのまま下ろす。2つでも割り切れなくなった場合はそこで止める。あとは、同じようにL字型に掛ける。

今回参考にしたのはこの本。お伝えしたような内容がぎっしり入ってます。本当に見やすく分かりやすい、こどもに聞かれた時に、スッと教えられるので重宝してます。
 

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