最小公倍数・最大公約数を「連除法(れんじょほう)」で確実に求める
大きい数の、最小公倍数・最大公約数を確実に求める方法って無いのかな
最小公倍数、最大公約数を「連除法(れんじょほう)」という方法で確実に求める方法があります。
まずは、2つの数を求める場合。
(ちなみに数が小さければ、通常の方法で公倍数、公約数を求めていったほうが早いです)

公倍数の求め方は、まず2つの数を、割り算の逆みたいに書く。そして、両方の数を割り切れる数(この場合は2)を出し、割られた数(この場合は6と14)を下に書く。この6と14両方を割り切れる数があれば、同じことを繰り返す。両方が割り切れなく無ければここで止める。これをもとに、最小公倍数、最大公約数を求めます。
【最小公倍数を求める】L字型に縦と横を掛ける
【最大公約数を求める】I型に左を縦に掛ける
連除法、3つの数の場合の求め方
3つの数の場合、最小公倍数のみ一部求め方が異なります。最小公倍数の場合は、3つの数が全て割り切れるまでなので基本的には同じです。

3つの数の場合も、まず割り算の逆のようにし、並べるところまでは同じ。違うところは、3つ全て割り切れなくても、2つでも割り切れれば割る。割れない1つの数はそのまま下ろす。2つでも割り切れなくなった場合はそこで止める。あとは、同じようにL字型に掛ける。